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  • れな

「助けること」が好きな1割の人たち。

「思いやりを持って生活しているのに、どうも人間関係や仕事が上手くいかない・・・」そんな悩みを抱えている方がいらっしゃるかと思います。

なぜ上手くいかないのでしょうか?どうすればよいのでしょうか?



簡潔に言えば、善人と悪人がいるのです。

世の中には、様々な人がいます。語弊があるかもしれませんが、簡潔にわかりやすく言えば、善人と悪人がいるわけです。

「助け合おう」「思いやろう」といつも考えながら行動しているあなたのような人もいれば、「あわよくばズルしたい」「快楽的に生きたい」とばかり考えている人もいるのです。

ズルい人たちが、世の中には多いのです!日本は特に、真面目そうに見えてズルい人が多く、誠実そうに見えて不誠実な人が多いので、厄介です・・・。


「皆さん、働いてください」という指示のもと暮らしても、あなたのように懸命に働く人もいれば、そうした指示が出たのに働かない人もいるのです。働いているように見せかけて、裏でこっそりサボっている人もいるのです。

私たちの社会ではそのような人々が混在して暮らしているため、しがらみが多いわけです。


まともな社会では、8割の人はまともに働き、1割か2割の少数が和を乱すのですが、現代日本では多くの場所で、真面目に正直に働くのは2割くらいのもので、大多数の人々は怠惰やズルに走るのです。

だからなおさら、あなたは大変な目に遭ってしまうわけです。



「波動の法則」とはどういう意味か?

ひと昔前に「波動の法則」という言葉が流行りました。スピリチュアリスト以外でも、なんとなく知っているでしょう。

「あなたが優しいなら、周りの人も優しくなるのです」といったものです。

これは、間違ってはいないのですが、正確に理解している人はほとんどいません。こうした言葉を発信する人でさえも、勘違いをしています。

あなたが優しくすることで、そんなあなたを見て、優しさで返そうと改めてくれる人もいます。しかし、そうでない人も大勢いるのです!

「波動の法則」とは、魔法ではありません。

あなたが優しい行動を心がけることで、神様がそれに報いて自動的に周りの人を優しくする「わけではない」のです。

そして実際問題、あなたが優しくすることで、同じ優しさを返そうとしてくれる人は、大衆の中の1~2割、といったところです。

つまり、「波動の法則」などほとんど機能していないのです。



あなたが、生活する場所を変えなくてはならない。

「波動の法則」など見て、「私は優しく生きているのだから、優しい人に囲まれて生きたい」と願うならば、あなたは、生活する場所を変えていく必要があります。


まず最初に、自分の言動を優しい誠実なものに変える必要があります。

そうすると、今の職場や友人関係などが、自分にフィットしないと感じるでしょう。2~3人はあなたにつられて変わるかもしれませんが、ほとんどの人は変わらないでしょう。

そうなったとき、「波動の法則」やらを神秘的に信じこんで現実が変わっていくのを待つのではなく、「あなたが動く」必要があります。


「今の私に合う会社はどれかしら?」

「今の私に合う友人はどんな人からしら?」

それを考え、そのフィールドに移りましょう。


たとえば、営業の部署には、不誠実な人ばかりいるのです。

しかし、学童保育の仕事には、献身的で無欲な人が多いです。

二十歳の頃のあなたは、お金が重要事項で、営業の仕事を魅力に感じたかもしれません。しかし今のあなたは、お金よりも優しい人々との交流が重要だと感じるようになったでしょうか。であれば、生活するフィールドを変えるべきなのです。

そうして、職場や趣味、習い事、友人付き合いなどを変えていくことで、「あなたの身近な世界」が変わっていきます。

これは神秘的な現象ではなく、とても現実的な理屈です。



動けないなら、変わらない。

精神性が高くなればなるほど、精神性の高い人に囲まれ、円滑に暮らせるようになる、という理屈です。

しかし、そうして快適な生活を手に入れるためには、ただ優しく誠実になるだけでは不充分です。


あなたが、優しく誠実な性格をしているとしても、転職や人間界関係の変化を怖がって行動できないなら、あなたは精神性の高い人々と暮らすことは出来ないわけです。

あなたは、もう一歩成長する必要があります。もう一歩努力をする必要があります。


優しく誠実でも、自分の生活を変えられない人は意外と多いようです。

収入に不安のある人、高収入でないと満足できない人、1つの分野にしか自信のない人、環境変化を恐れる人、友人と離れることを恐れる人、転職を軽蔑する人、情に流されやすい人、などなどです。

そうしたあなたの欠点もまた、自覚し、克服する必要があります。



幼い人との交流に耐えるのは、初期だけで充分なのです。

「意地悪な人やずるい人、様々な人がいることを受け入れ、それに耐えることが人生だ」と説く人がいます。こうした理屈から、嫌味な上司の職場でも耐えなければと気張っている人がいることでしょう。

しかし、それは少々誤解です。

たしかに、意地悪な人や暴力的な人、怠惰な人、そのような人々の愚行に耐えたり、なだめたり、スルーしたり、そうしたプロセスも必要です。そこから学ばなければならない技術や気づきはたくさんあります。

しかし、何年かそういう生活を続けて、「私は一通りの社会性を身に付けたな」と感じられたなら、もうそのような幼稚な人々から離れてよいのです。

真面目な人の多くは、小中学校の10年間ほどの間で、そうした修行をもう終えています。充分な社会性や忍耐力が身に付いています。

または、就労の中でもそうした研鑽は必要と言えますが、3年も働いて耐えたなら、やはり充分な社会性や忍耐力が身に付いているでしょう。


そうしたらもうあなたは、自分の気質にあった人々の場へ移行してよいのです。

次は、その「移る勇気」「移る行動力」のほうにフォーカスをしてください。「新しい仕事に移るために、資格の勉強をがんばろう」「収入が下がっても生活できるように、ぜいたくを改めよう」といったふうに考えてください。


嫌味ばかり言う母親からも、離れて暮らしてよいのです。



「優しい人」というよりも「助ける人」が好きになる。

真面目な人は、優しく誠実な男女に好感を抱くでしょう。そういう人と交流したいと思うようになるでしょう。

そうした生活を続けていると、やがてまた感性が変わってくるはずです。

「優しい人」では物足りなく、「積極的に人に手を差し伸べるような、献身的な人」に好感を抱くようになるでしょう。そして、自分もそういう人々の輪の中で暮らしたい、と感じるようになるはずです。

そうなったら、あなたはまた、生活するフィールドを変えたほうが良いかもしれません。



アセンションとは、要はそういうこと。

アセンションというのは、要はそういうものです。

「奉仕が気持ちいい」と感じるようになった人々が、「奉仕社会」の中に引っ越していくのです。

アセンション文明とは、ざっくりと言えば「奉仕好きな人々の集落」のことです。



アセンション文明には行けないので、この社会の中で奉仕的な人々を探して生きるしかない。

奉仕好きになっても、虹の7色すべてを80点以上にまで高めても、現代日本においてアセンション文明に引っ越すことはできません。

そのため、奉仕的な精神に目覚めたあなたは、あなたの身近な社会の中で、「奉仕的な人」を探して、なるべく長い時間、そのような人々と肩を寄せ合って暮らすことが大切です。

そうしなくても良いですが、そうすることでより快適な平和な暮らしを送りやすくなります。

周りにいないなら、インターネット上の付き合いをすればよいです。恋愛ならば、遠距離恋愛も検討しましょう。


変化することを怠りながら、周囲の人々の幼稚さに文句を言っても仕方ないのです。それは五十歩百歩というものです。


ジャニーズが好きだからジャニーズ好きな人々と遊ぶ、のではなく、奉仕的な気質の人々を選んで近づいていき、彼らと遊んだり協力し合ったりするとよいです。


仕事を選びましょう。良心的な社長のいる会社、良心的なスタッフの多い会社で勤めると良いです。収入は二の次です。

友人を選びましょう。奉仕的なことをしている人に声をかけていきましょう。誠実で優しい人を選んで遊びましょう。

誠実な男性の中から、あなたの好みにあう男性を選りすぐって、デートやセックスをしましょう。


それが、あなたが現代日本の中で出来るプチ・アセンションです。

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